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過払い

過払いとは

借金を長期間返済していた場合,約定利率(契約で決めた利率)と利息制限法の利率(法律で制限された利率)との差から,利息だけでなく元金まで全て返済し終わり,その後も返済を続けていたため,借金がなくなるだけではなく,「払いすぎたお金を返せ」と貸金業者に請求できることがあります。これを過払い(かばらい)といいます。
過払金(過払いの場合に取り戻せるお金)の請求は,借金を完済したあとでも可能です(完済している場合,約定利率が利息制限法を超えていれば,確実に過払いが発生していることになります)。

借金を返さなくてはいけないと考えていたのに,実際には逆に貸金業者に支払を請求できるのですから,まさに地獄から天国ということになるのですが,自分から請求しない限り,貸金業者の方から「利息を取り過ぎていたので,その分を返します」とは言ってくれません。こちらから請求をしなければ,返ってこないのです。

消費者金融から借入をして完済したことがある,または7年以上返済を続けているという方は,過払いとなっている可能性が高いので,ご相談ください(実際に過払いとなっているのかについては,取引履歴をもとに計算してみないと正確には分かりません)。

「約定利率なんか憶えていない」という方が多いと思いますが,平成18~19年(2006~2007年)より前に借入をした場合には,約定利率が利息制限法の利率より高いことが多く,過払いが発生している可能性があります。

過払金を請求する場合の流れ

当事務所で過払金の請求を依頼された場合,以下の流れになります。

1 取引履歴の開示請求

依頼者の方から借入先(これまで返済していた貸金業者)を全てうかがい,各貸金業者に対して,取引履歴(これまでの借入,返済の記録)を明らかにするよう要求します。
業者によっては,なかなか取引履歴を開示をしなかったり,一部の履歴のみを開示してくるだけのところもありますが,交渉して,全ての履歴を開示させます。

2 引き直し計算

入手した取引履歴を資料として,利息制限法の制限利率をもとに,現在の正しい借入残額(過払金額)を計算し直します(引き直し計算)。

3 返金交渉

こちらの引き直し計算額をもとに,過払金を返金するように交渉を行います。
素直に返金する業者もありますが,多くは返金額を値切ってくるため,粘り強い交渉が必要となります。

4 訴訟提起

返金を拒否する,あるいはこちらの納得いく金額より低い返金額しか提示してこない業者に対しては,過払金返還を請求する訴訟(裁判)を起こします。

5 過払金の受領

交渉あるいは訴訟で返金金額が決まれば,業者から過払金が返金されてきます。

 

過払金の返還請求権自体は,10年経たないと消滅時効にかからないのですが,2008年(平成20年)ころから消費者金融各社の経営状態が悪くなっており,中小の消費者金融だけでなく,大手の消費者金融にも破綻するところがでてきています。
請求権があっても,消費者金融が破綻してしまえば過払金を受け取ることはできなくなるのですから,過払金が生じている方は,できるだけ早く過払金の請求をすべきです。

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