「陳述(ちんじゅつ)」とは,裁判において,当事者や代理人などが,裁判所に対して,事件に関する事実や主張を,口頭や書面で述べることです

陳述というと,口頭で述べることが思い浮かびますが,実際の裁判では口頭で陳述することはほとんどなく,事前に書面を提出して,その書面を陳述することがほとんどです。
書面を陳述するときも,書面を読み上げることはなく,
例えば,
裁判官が「原告は訴状を陳述しますね?」と質問して,「陳述します」と答えるだけだったり,
あるいは裁判官が「被告は平成28年1月12日付け第1準備書面を陳述ですね。」と言って,被告代理人も何も言わないまま手続が進むということもよくあります

裁判において,「陳述書(ちんじゅつしょ)」という書面を提出することがあります。
これは証拠として,当事者等の言いたいことを書面にまとめて提出するものです。
弁護士が代理人としてついている場合は,弁護士が当事者等から話を聞いて,その内容をまとめて,陳述者に内容を確認してもらい,署名・押印をしてもらって作成します。