法律実務において,「直送(ちょくそう)」とは,裁判の相手方へ直接書面等を送付することを言います
裁判所を経由しないで,直接当事者間で送付するので,「直送」と言うのです。
法律では「直送」とは「当事者の相手方に対する直接の送付をいう。」とされています(民事訴訟規則47条)。

裁判において,特に重要な書類(訴状,判決書など)は,裁判所により送達されますが(民事訴訟法138条1項,同法255条1項など),
準備書面などのそれ以外の書面は,原則として,当事者が直送します(民事訴訟規則83条1項など)。

双方に弁護士が付いている場合は,直送するのも簡単なのですが(FAXで送信できて,受領書も返送してくれるので),
相手方に弁護士が付いていないと,郵送する必要があったり,受領書を返送してくれなかったりするので,大変です

そのような場合は,直送するか,裁判所から送付してもらうかを,裁判所の書記官と相談します。
(民事訴訟規則47条4項参照。)