民事裁判では,公開の法廷で当事者双方が主張を述べ合うなどの審理(裁判の手続)を行います。

この公開の法廷で行われる裁判の審理を「口頭弁論(こうとうべんろん)」といい,口頭弁論が行われる裁判の日(「期日(きじつ)」といいます)のことを「口頭弁論期日」といいます

「口頭」と言っても,弁護士が代理人についている場合は,事前に主張内容を記載した書面(「準備書面(じゅんびしょめん)」)を提出していることがほとんどなので,法廷では「陳述します」と言うだけ,あとは次回期日の調整をして終わりということもよくあります。
したがって,民事裁判を傍聴してるだけでは,何が行われているかもよく分かりません

また,当事者の主張を整理して,争点を明らかにするなどの作業は,口頭弁論ではなく,「弁論準備手続(べんろんじゅんびてつづき)」で行われることもあります。

弁護士が代理人についている場合は,ほとんどの手続は弁論準備手続で進められ,口頭弁論を行うのは第1回と最後(尋問,判決のとき)だけということがほとんどです